教育に関する12の名言
受験シーズが終わって、中学校教師をしている息子が読んでいたアドラー心理学の本が気になった。彼から数冊借りて読ませてもらった。これは心理学だけではなく哲学書、そして教育に必要なエッセンスが凝縮された実践書であると思いました。
新年度を迎えるにあたって、日ごろ当ブログを読んでいただいている皆様に「アドラー心理学・教育に関する名言」(砂川よしひろ編著)をお贈りします。アドラーの考え方・趣旨は変えぬよう留意しながらコンパクトに読みやすくさせていただきました。100項目から12項目を厳選させていただきました。そのすべてが正しいとは言いませんが、皆様にとって何か思いあたること、子育ての参考になることがすこしでもあれば幸いです。
アルフレッド・アドラー(1870年2月7日~1937年5月28日)は、オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。ジークムント・フロイトおよびカール・グスタフ・ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人
アドラー心理学・
教育に関する12の名言 20160401
1.叱られたり、ほめられたりして育った人は、叱られたり、ほめられたりしないと
行動しなくなる。そして、評価してくれない相手を、敵だと思うようになるのだ。
2.「よくできたね」とほめるのではない。「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝える。
3.すべての悩みは対人関係の課題である。仙人のような世捨て人でさえも、
実は他人の目を気にしているのだ。
4.ほめてはいけない。ほめることは「あなたは私よりも下の存在だ」
「どうせあなたにはできっこない」と相手に伝えることに等しいからだ
5.「この子は言葉を覚えるのが遅いので・・・・」と母親が子どもの通訳を買って出る。
すると子どもは、自分で話す必要がなくなり、本当に言葉が遅くなるだろう。
6.罰を与えるのではない。結末を体験させるのだ。子どもが食事の時間になっても
帰ってこなければ、一切叱らずに食事を出さなければよい。
7.問題行動に注目すると人はその問題行動を繰り返す。
叱ることは、悪い習慣を身につけさせる最高のトレーニングなのだ。
8.健全な人は、相手を変えようとせず自分がかわる。不健全な人は、相手を操作する。
9.強制を辞める。相手に自分で決めさせる。自分を信じ他人を信じ居場所を見つける。
10.あらゆる人間関係のトラブル原因は他人の課題に土足で踏み込む、から。
11.自分の課題とは「その問題を放置した場合、不利益を被るのは誰か?」で考える。
12.自分と他者との「課題の分離」が出来るようになるとシアワセの第一歩である。
四月より新たにリニューアルした
「IB早稲田アメーバブログ」に切り替えます。
つきましては今後ともよろしくお願いいたします。
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